おなごっちしてからん「気構え」げな「心配り」っち大切ねぇちゃぁ！んだな〜っち改めて思う出来事のある。
「焼肉、食いにいかねぇ？」
そげな、ぶっきらぼうな言い方で電話ばしてからきよったんは長年ん
テレフォンセックス相手の男友達。
２つ年下ん彼な、社会人になりたてん時期やった。
「よかよ〜」っち答え急遽、夕飯ば一緒に食べるこつになったけん。
どこん焼肉やにしちゃっかー・・・そげな事ば言いなのら町ば歩いてたたい。
「Ａ店もよかよなぁ」「Ｂ店もうまか〜ちゃ」
そげな話ばしよったんやけどの、「今日はおれのご馳走しゅるけん」っちゆう彼。
なんでやろっちゆうっち「オレの誘っ鷹ら」っちゆう理由やった。
そげなところか昔かたぎで、彼んよかところだなぁっち思おった。
しょこてハッっち思ったんの「かれは新社会人」っちゆうこつ。
どげんきばっても「高給取り」なはずはなか。
しょこも考慮にいれんけんっちなぁっちぽやーんと考えて
「Ｃ店のよかな」っちうちの言い、しょこにくるこつになったけん。
「なしてここなん？」っち聞く彼にうちな、お肉ば焼きなのら
「ばってんここ、値段安いんにうまか〜やん」
っち返しとった。
「ほんなごつたい・・・おれん懐事情ば踏まえてくれたんか」
っち妙に感心しとる彼（笑）
そいから程なくそげな彼がら告白ばうけてたまがったばい。
そん「懐事情」ば配慮したばいこつで「しきるおなご」だっち思われたのごたぁばい。
そして晴れて
人妻になったうち。
うちは無意識やったけんしゅの、そげな「ちょーん配慮」の男ん人ん心ば動かしゅこつもあっけんちゃうばい。
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